法律的なことに関する問題で何かが発生したら一体誰に相談すればよいのでしょうか。このような場合にまず最初に考えられるのは弁護士に相談することでしょう。弁護士といえば裁判などでよく見かける職業で、法律といえば弁護士、というようなイメージがほとんどの人にあるからです。ところが実際には弁護士だけに限らず他の資格者でも対応することができる場合があるのです。
例えばちょっとした法律的なことであれば、行政書士という資格者でも対応することができる場合があります。トラブルが起こった場合に相手方と交渉ができるわけではありませんが、内容証明郵便といった書類を作成して送るといった方法で解決するということもできますし、解決した場合には示談書の作成といったことも場合によってはできるので、自分自身である程度できる場合でちょっと手伝って欲しいというような場合には行政書士を選ぶことを検討しても良いものです。また他には司法書士に相談するという方法もあります。司法書士という資格者は裁判所の手続きや、さらには認定をされている司法書士であれば、簡易裁判所まで弁護士と同じように活動することができるのです。
金額でいえば140万円までとされていますので、ちょっとした金銭的な事を含めた法律的なトラブルに関しては司法書士に依頼することも検討しても良いものでしょう。このようにその問題の大きさにもよってきますが、相談をする際には弁護士だけではないので、場合によっては他の資格者に検討してよいでしょう。