司法書士に相続登記をお願いするときの必要書類

司法書士にお願いして相続登記を行うときには、いくつかの必要書類を用意しなければなりません。もちろん何も持たずに依頼することも可能ですが、用意しておけばスムーズに手続きが出来ます。すぐに準備することができ、比較的手元にあるのが固定資産税の課税明細書です。登記を行うために必要な登録免許税は不動産の固定資産評価額を参考に計算するので、これがあると納税するのが楽になります。

毎年4月か5月頃に送られてくる固定資産税通知書に入っている、明細書を持参しましょう。必要書類の一つである亡くなった人物の戸籍謄本も、取得しておきます。被相続人の誕生から死亡するまでのもので、特に亡くなったときの戸籍謄本は色々な手続きに欠かせないので取っておくと安心です。同じく様々な手続きで活躍するのが、住民票です。

除票されたもので、登記のときの添付書類としても指定されています。相続登記のときに手元にないことが多いけれどあれば便利なのが、不動産に関する書類です。権利書などの建物の正確な情報が分かるもの、売買契約書も大切な資料となります。ローンについての抵当権などがあれば、抹消申請することもあるのでこれも持って行きましょう。

相続登記の必要書類で欠かせないのが、遺言書や財産分与の内容が書かれたものです。どのように分配するのか、誰に建物が受け渡されるのか明確にするためにも提出するようにしましょう。誰か一人が不動産を受け継ぐ場合は、他の相続人の同意書も用意します。

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