相続登記をする時に必要な費用は

相続登記とは相続を原因とする所有権移転登記のことであり、土地や建物の不動産を相続された方が申請しなければならないものです。不動産の所有者が亡くなられた時に名義変更を行う必要があり、その登記を行うことで法務局で記録されている内容が初めて変更されます。ただし、その相続登記を行うためには登録免許税を納付することとなっており、添付する書類も多数あるためその取得費用も必要になります。この登記を司法書士に依頼する方が多くおられますが、その報酬も支払いますので報酬額についてもあらかじめ調べておきましょう。

では、相続登記を行う際に発生する手数料等の詳細と、その書類を取得するための費用の合計も見ていきます。まずは添付書類になるのですが、例えば戸籍謄本ですが被相続人は除籍等本までの全てが必要です。法定相続人が多くなればその数に応じて、取得する必要がある部数も増えていきます。他にも住民票や印鑑証明書に固定資産評価証明書も添付しますので、その取得手数料は少なくても5、000円程度はかかります。

土地と建物の評価額の合計が5、000万円とした場合、登録免許税は目安として20万円を納税します。また、司法書士への支払う報酬額は依頼する作業内容や基本報酬額で異なってきますが、地域による差などもありますので各事務所で確認しましょう。2024年からは相続登記が義務化されますし、怠った場合には金額は確定していませんが科料に課されることもあります。登記の内容も充分に知っておかなければなりませんが、費用の総額についても調べておけばスムーズな手続きができます。

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